2016年10月20日木曜日

ブコウスキーという男

あまりにも多くの人間があまりにも用心深い。彼らは学ぶ教えるそしてしくじる。因襲が人々の情熱を奪っていく。


我々はみんな死ぬのだ、誰だろうと一人残らず。何たる馬鹿騒ぎよ!そのことだけでわたしたちはお互いに愛し合うようになっても当然なのに、そうはならない。私たちはつまらないことに脅かされたり意気消沈させられたりし、どうでもいいようなことに簡単にやっつけられてしまう。


ほとんどの人達は死に対する用意ができていない。自分たち自身の死だろうが誰か他人の死だろうが。死に誰もがショックを受け、恐怖を覚える。まるで不意打ちだ。・・・ほとんどの人間の死はまがいものだ。何も残らない死。


最近、「死すべき定め」という外科医が書いた本を読んだ。みんな生きることに夢中で、死ぬということを考えない。

ブコウスキーという男はすでにそれを悟っていた。

どうしようもないだめ男だが、どうしようもなくかっこいい。

最近さぼりっぱなしだナ...

おわり